<みどころ案内>

 ここ奥羽山脈雫石の山々は、大自然の神秘と魅力を心の奥まで感じさせてくれます。

三ツ石山(みついしさん)

<標高 1,466m>
<雫石町・松尾村>

 岩手山から八幡平に続く裏岩手連峰縦走コースのほぼ中間地点に位置する。なだらかな山容中央に粘り気の多い溶岩が噴出した山で、山頂付近がどの方向からも3つの峰に見えることにちなんだ山名といわれる。池塘や湿原のある三ツ石湿原には、三ツ石山荘がある。
  

烏帽子岳(えぼしだけ)

<標高  1,478m>
<雫石町・田沢湖町>

 駒ヶ岳から八幡平へと続く屋根上にあり、アスピトロイデのなだらかで優美な山容を見せ、高山植物も豊富。東面が切り立った垂直の岩壁で、展望は全方位。山名は烏帽子のように突出した形状にちなんだものだが、秋田県側からみると、女性の乳頭の形をしていることから、乳頭山とも呼ばれる。
  

鬼ヶ城(おにがじょう)

<標高  1,706m>
<雫石町>

 眺望のよい岩稜は、西岩手火山の外輪山で、北側に切れ落ち、約300mの断崖をなし目もくらむ程である。馬の背のような一本道の登山道は火山礫の上を通る変化に富んだ岩場のアップダウンの連続が約2km程続き、総称し鬼ヶ城と呼ばれる。風雨の強い悪天候時は危険であり、用心すること。
  

千沼ヶ原(せんしょうがはら)

<標高  1,379m>
<雫石町>

 笊森山(ざるもりやま)と三角山の鞍部に広がり、アオモリトドマツの林に開けた面積約46haの高層湿原。大小さまざまの池塘が無数に点在しており、名称はこの沼の多さに由来する。千沼ヶ原は、地元の人々には、その存在が古くから伝承されていたが、公に紹介されはじめたのは昭和29年である。スケールの大きさ、原始性が保たれている点で貴重な高層湿原。岩手山・駒ヶ岳・烏帽子岳などの姿を映す大小のみごとな池塘群、湿原特有の色鮮やかな高山植物の百花撩乱はいうまでもない。

山岳ガイドトップ